乾燥メンマの戻し方 |
※乾燥メンマの量に注意! 沢山作りたいからといって、寸胴に沢山乾燥メンマを入れてしまうとまず戻りません。 寸胴に対して1割以下の量にて戻しを始めて下さい。 戻しの倍率10倍を目指せば沢山できます! |
1.水に浸漬 |
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乾燥メンマのおよそ10倍量の水に1日浸漬します。 (水の温度が、真水であれば1日、温かいお湯でしたら半日ほど) お急ぎの場合には50℃程度の温湯に1時間程漬け込んで下さい。 ※少しメンマを揉んで上げると更に戻りやすくなります。 (メンマの戻り具合を都度ご確認下さい。) |
2.ボイル 1回目 |
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水を入れ替え水から煮上げます。 ぐつぐつ沸騰したら弱火にして1時間ほど煮込みます。 |
3.保温 |
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お湯が常温近くなるまでそのまま置きます。 戻り具合の目安としては、重量比で3〜4倍位が妥当なところです。 |
4.ボイル 2回目 |
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1回目と同様、水を入れ替え水から煮上げます。 出来るだけ多めの水で戻す方が倍率がよくなります。 (投入した乾燥メンマの20倍以上が望ましいです) ぐつぐつ沸騰したら弱火にして1時間ほど煮込みます。 |
5.保温 |
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一晩そのまま置きます。 戻り具合の目安としては、重量比で6倍程度まで戻れば上々です。 |
6.換水・アク抜き |
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水を換え、流水にてアク抜きをします。必ず流水を行って下さい。 最後の戻り調整をここで図ります。 出来れば1日そのまま流水につけてお好みの硬さに仕上げます。 仕上がりで10倍位戻れば完璧です! |
はじめてのお客様へ | ||
上記は「レギュラー」原料を基準にしておりますので、レギュラーよりも戻りにくい「極太」「短冊」原料の場合にはボイル回数を3〜4回にすることをお勧めします。 ボイル回数を増やす際は、メンマがとろけ始めてないか良く注意して下さい。 |
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レギュラー原料でも水質や水量、火力、使う鍋、保温状況等、環境により倍率に相当の差が出てきます。 上記工程を基本としてボイル時間や温度、ボイル回数を調節してオリジナルの戻し具合を見つけて下さい。 |
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当店(業務用メンマ卸問屋・サンワークス)のメンマは伝統に忠実な完全発酵メンマのみです。 半発酵のメンマに比べて戻す時間が長くかかる傾向がありますが、時間をかけて戻すと完全発酵の方が倍率は2割くらい上回ります。 丁寧に戻せばレギュラー原料で12倍くらいまで戻すことも可能です。 是非挑戦してみて下さい。 |
乾燥メンマ